【憂鬱・イライラ・倦怠感】「適応障害」になりやすい性格とは?

適応障害とはストレスによる自律神経の乱れが大きな原因で、心や身体に不調があらわれます。
主な症状は「気分の落ち込み」「憂鬱感・不安感」「イライラ・無気力」などの心の症状と「頭痛・不眠」「動悸・息切れ」「疲労感・倦怠感」などの身体の症状です。
また「自暴自棄になる」「喜怒哀楽が激しくなる」「電話に出られなくなる」といった行動の症状があらわれる場合もあります。
うつ病と似ていますが決定的な違いがいくつかあり、適応障害とうつ病の違いは以下の表の通りです。

適応所外の発症年齢は思春期から老年期と幅広い傾向があり、職場や学校の人間関係や深刻な悩みなどのストレスから3ヶ月以内に起こり、ストレスが解消されると半年以内に体調が良くなります。
また仕事の退勤時間が近づいたり休日になると「体調が良くなる」「元気になる」といった傾向もあり、周囲の理解が難しいことも特徴の一つです。
適応障害の詳細
適応障害になりやすい性格
「ストレスを溜め込んでしまう性格」の方が適応障害になりやすいと言われています。
以下の性格・タイプの方は注意が必要です。






このようなタイプ・性格の方はストレスを溜めやすい傾向があり、適応障害になりやすいタイプと言えます。
また「身を粉にして頑張ってしまう」「遠慮して自分の意見を言わない」「頼まれると断れない」といったタイプの方も注意が必要です。
このようなタイプの方は頼りにされやすく、同僚や友人からも好かれていることが多いのですが、その優しすぎる性格が故に体調を崩してしまうことがあるのです。
体調を崩しても一生懸命頑張ってしまうので、適応障害をきっかけにバーンアウトしてしまう方も少なくありません。
自分では気付くことが困難

適応障害は自分では意外と気が付かない場合があります。
少しの体調不良や精神的な不調も「少し疲れているだけ」と身体に鞭打って頑張ってしまい、気が付いた時には「うつ病」に進行しているケースも少なくありません。
ご家族の方や友人、同僚の方が「普段と様子が違う」「以前と口調が変わってきた」と感じた場合は適応障害の初期症状かもしれません。
身近にいる方が以下の項目に該当するかどうかチェックしてみてください。
✓時間にルーズになった
✓遅刻や欠勤が増えてきた
✓口調が激しくなることがある
✓ため息が多くなった
✓落ち込んでいると思っていたら急に元気になる
✓仕事のミスが増えた
✓忘れ物が多くなった
この項目に該当している方がいたら、それは適応障害のサインかもしれません。誰にも相談できず一人でつらい思いをしている可能性がありますので、親身に寄り添ってお話を聞いてあげてください。
相談事が解決しなくても、本人の口から悩みやストレスの原因を聞いてあげることが非常に大切なこととなります。
適応障害の予防は周りの方々のサポートも重要となってきます。

まとめ
適応障害は真面目で献身的な方に起こりやすい症状です。
その優しさと頑張り過ぎる性格がストレスを溜めてしまう原因となり、適応障害を発症してしまう恐れがあります。
悩みやストレスを自分一人で抱えず、信頼できる友人やパートナーに相談することを心掛けてください。
周囲の方々のサポートも必要です。身近の方が以前と比べて「様子や態度が変わった」と思ったら優しく声を掛けて上げてください。
当院ではストレス症状の方を全力でサポートしております。施術中は会話を楽しむことを心掛けておりますので、悩みや愚痴など何でも吐き出してください。
LINEからの御相談も承っております。症状についてはもちろん、ストレスに感じていることや悩みなどもお気軽にメッセージしてください。
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