【自律神経失調症】自律神経の乱れで起こる様々な体調不良

2020年5月20日自律神経

自律神経は健康を支える重要な働きをしています。

・体温調整

・血液循環

・内臓機能の調節

身体の様々な機能をコントロールしているのが自律神経です。

自律神経のバランスが乱れると正常にコントロールできなくなってしまい、心や身体に様々な症状があらわれます。

これが「自律神経失調症」です。

主な症状

【心の症状】

・イライラ

・気持ちの落ち込み

・喜怒哀楽が激しい

・情緒不安定

イライラする女性

【身体の症状】

・頭痛

・眩暈(めまい)

・不眠

・疲労感

・倦怠感

・肩こり

・腰痛

・腹痛(過敏性腸症候群)

・痺れ

眩暈に悩む女性

【行動の症状】

・トイレが近くなる

・暴飲暴食

・食欲不振

・外出したくない

・起きられない

体調不良で起きられない女性

心も身体も体調不良となり、やる気が起きなかったり自暴自棄になるケースもあります。
自律神経失調症が原因でうつ病や適応障害を発症するケースも少なくありません。

自律神経失調症になりやすいタイプ

以下のタイプ・性格の方は自律神経失調症になりやすいと言われています。

〇完璧主義・几帳面

〇優しい

〇頼まれたら断れない

〇他人の目・評価を気にする

〇気持ちの切り替えが苦手

〇他人が喜ぶのを見ると嬉しくなる

〇何事も全力で頑張る

〇物事を一人で解決しようとする

〇犠牲心が強い

仕事を頑張る女性

また自分より他人の意見を優先したり、目配りや気配りに長けている優しい方はストレスを抱え込んでしまう傾向がありますので注意が必要です。

自律神経はなぜ乱れる?

自律神経は交感神経副交感神経の2つの神経で成り立っています。

交感神経は活動時に働く神経(アクセル)、副交感神経は休息時に働く神経(ブレーキ)です。

仕事や運動をしている時は交感神経が優位に立ち、リラックス時や睡眠中は副交感神経が優位に立つことで身体の状態をコントロールしています。

この2つの神経のバランスが大きく乱れると自律神経失調症となり、体調を崩すことになるのです。


自律神経の乱れを招く主な原因は3種類あります。


●ストレス
緊張やプレッシャー、人間関係の悩み、環境の変化などからくるストレスが自律神経の乱れを招きます。
過度なストレスは長期にわたって心と身体の緊張状態を持続させてしまいます。
この状態が続くと自律神経のバランスが崩れて体調不良を起こしてしまうことになります。


●不規則な生活
昼夜逆転や不摂生な生活、偏った食生活によって自律神経のバランスが乱れます。
このような生活リズムを繰り返していると生体リズムがくるって体調不良を引き起こします。


●疾患による悩み
慢性的な腰痛や肩こり、なかなか良くならない症状を患っていると、痛みやつらさからストレスを感じて自律神経の乱れを引き起こします。

自律神経の乱れによってお悩みの症状が強くあらわれたり、痛む頻度が増える場合もあります。

自律神経失調症でやる気が起きない女性

予防と対策

自律神経失調症は「生活リズムを見直す」「バランスの良い食事を心掛ける」「リラックスをする」ことが非常に大切です。

〇生活リズム
規則正しい生活を送ることで生体リズムが整ってきます。
「早寝早起き」「十分な睡眠」を心掛けることが自律神経を整えることに効果的です。

睡眠前のスマートフォン操作は自律神経の乱れを招く要因となりますので控えましょう。


〇食事
3食きちんと摂取しバランスの良い食事を心掛けましょう。
カルシウムは神経の緊張を抑える働きがありますので、小魚や乳製品、ほうれん草がお薦めです。


〇リラックス
リラックスして緊張した心と身体を落ち着かせましょう。
ウォーキングやジョギングを楽しんだり、湯船に浸かってゆっくり入浴することでリラックス効果が高まります。

リラックスすることは質の高い睡眠にも繋がりますので不眠症の予防も期待できます。

ウォーキングを楽しむ男女

まとめ

自律神経失調症は生活習慣を見直すことで症状を軽減したり発症を予防する期待が高まります。

またストレス発散も重要です。
ストレスを感じる環境を忘れられるくらい休日を思い切り楽しむことも非常に効果的です。

規則正しい生活とストレス発散の意識を高めて自律神経失調症を予防していきましょう。


当院では自律神経の症状に特化した整体院です。
自律神経の乱れからくる体調不良や自律神経失調症による心や身体の症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

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