【高齢化社会を支えているスペシャリスト!】「介護職」の方に気を付けてほしい症状5選

介護職ー
高齢になり、身体が思うように動かせなくなった方が楽しく生活できるように親身になってサポートをしている素晴らしい職業です。
介護職の方は「介護の専門知識」「俊敏で的確な判断とバイタリティ」「コミュニケーション能力」「臨機応変に対応する柔軟さ」「使命感と協調性」に長けており、高齢化社会を陰で支えるスペシャリストとして最も必要とされている職業の一つと言えるでしょう。
また介護のお仕事に携わっている方は「目配り・気配り・心配り」ができて「しっかりしていて几帳面」「気持ちが優しく真面目」なタイプが多く、決して誰もができる安易なお仕事ではありません。
その反面、心身に大きなストレスが掛かる大変なお仕事で、その負担によって体調を崩してしまう方も非常に多いことがリアルな現実です。
そんな大変な状況の中でも、身を粉にして介護が必要とされている方をフルサポートしている介護職の方に注意をして頂きたい症状を、予防と対策も含めてご紹介します。
懸念される症状を未然に防ぎ、未来を明るく支える為の参考にして頂ければ幸いです。
気を付けてほしい症状5選
●腰痛

「ご年配の方を車椅子からベッドに乗せる」「トイレに座らせてあげる」などといった介助は移乗介助と呼ばれ、腰に大きな負担が掛かります。
ご年配の方の身体に負担が掛からないようにと無理のある姿勢での移乗介助を余儀なくされたり、前かがみや中腰の姿勢を頻繁に行うことで腰まわりの血行不良を起こしてしまい、腰痛に悩まされる傾向があります。
●自律神経失調症

介護職の方は真面目で優しい性格の方が多い傾向にありますが、これは「ストレスを溜め込みやすいタイプ」と言えます。
過度なストレスを抱えてしまうことで自律神経のバランスが乱れてしまい自律神経失調症に悩まされるケースも少なくありません。
自律神経失調症になると「倦怠感」「イライラ」「気持ちの落ち込み」を感じたり「腰痛や肩こりが強くあらわれる」などのような症状があらわれます。
早番や夜勤のシフトによる不規則な生活リズムも影響してきます。
●バーンアウト症候群(燃え尽き症候群)

バーンアウト症候群とは、それまでに真剣に打ち込んできたお仕事に意欲を失ってしまい「気持ちの落ち込み」「ストレスからくる身体症状」「自暴自棄」などの症状があらわれます。
介護職のように数字や結果が目に見えるお仕事ではなく、人と接するお仕事をされている方にあらわれやすい症状です。
●眼精疲労

介護士は意外にデスクワークも多いお仕事です。夜勤時の薄暗い中でパソコンでの入力操作や施設の入居者の方の生活状況を細かく記録することもあり、眼精疲労でお悩みの方も非常に多くいらっしゃいます。
「介護関連の最高峰」とも呼ばれ、介護サービスのケアプラン作成、自治体や介護事業者との調整を行なっている介護支援専門員(ケアマネジャー)の方は、特に長時間のデスクワークを余儀なくされる為、眼精疲労をはじめとするVDT症候群に注意をしなくてはなりません。
●不眠症

職員不足による残業や夜勤による昼夜逆転によって睡眠時間や睡眠の質が低下してしまい「不眠症」に陥る場合があります。不眠症になると慢性的な疲労感や倦怠感を感じたり、集中力・記憶力が低下する恐れもあります。
介護職の方は心身に大きなストレスを抱えやすく、他にも適応障害や肩こり・首こりにも気を付けなくてはなりません。無理な姿勢から身体のバランスが崩れて猫背や骨盤の歪みなど不良姿勢の問題も懸念されます。
予防と対策
介護職の方が気を付けるべきことは「ストレスによる自律神経の乱れ」と「血行不良」です。ストレスをこまめに発散して自律神経のバランスを整え、血行を促進させる意識を高めることが症状の予防と対策へと繋がります。
〇水分を摂取する

水分補給は自律神経のバランスを整える効果が期待できます。起床後や出勤2時間前に常温もしくは温かい飲み物を摂取することを心掛けましょう。
〇簡単なストレッチ

介護職の方は特に腰まわりに負担がかかり血行不良を起こすことで腰痛に悩まされる傾向があります。お仕事前に腕を伸ばしたり前屈をするなど、簡単なストレッチを習慣にしていきましょう。
血行が促進されることで未然に腰痛を予防する効果が期待できます。
〇深呼吸をする

スケジュール通りに仕事が進まない時、イライラしている時は深呼吸をすることを意識しましょう。深呼吸はストレスを緩和して自律神経のバランスが整う期待が高まります。
仕事に追われ気持ちが落ち着かない時ほど深呼吸をすることを心掛けましょう。
また介護職の方は日頃から蓄積されている心身の大きな疲弊により、休日は身体を休ませるために家でゆっくり過ごしがちです。家で過ごすことも良いですが、出来るだけ「外の空気を吸う」「太陽の光を浴びる」ことも意識しましょう。
体内時計のリズムが整い、自律神経の乱れを予防できる効果が高まります。
まとめ
介護職は高齢化社会を支える必要不可欠な職業ですが、心身に大きなストレスを感じやすい大変なお仕事の為、体調管理やストレス対策が大切です。
腰痛や精神的な症状を未然に予防していく為にも、日頃から血行促進やこまめにストレスを発散していくことを心掛けていきましょう。
当院では介護をされている方を全力でサポートしております。介護からくる腰痛や心身の疲れ、ストレス症状にお悩みの方はお気軽にご相談ください。
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