【パソコンを使う人は要注意。腰痛や肩こりだけじゃない!】デスクワークで気を付けたい症状ランキング

VDT症候群

デスクワークで気を付けたい症状

パソコンの普及により、出先でも自宅でも仕事ができるのが当たり前の時代となりました。またテレワークの増加により、今までよりもパソコンを使用する時間が増えた方もたくさんいらっしゃるかと思います。

何かと便利なパソコンですが、デスクワークで長時間使用される方は体調に影響が出る場合がありますので注意が必要です。

デスクワークの方や長時間パソコンを使用する機会がある方が気を付けなければならない症状をランキング形式でお伝えします。

パソコンを使用される方は体調に気を付けて過ごしましょう。

5位

●浮腫み(むくみ)

ふくらはぎの浮腫みに悩む女性

デスクワークは長時間同じ姿勢でパソコンを操作することが多く、その姿勢によって血行の流れが悪くなり疲労物質や余分な水分が排出されにくくなります。

その結果、重力の関係で下半身に浮腫みがあらわれやすくなり「ふくらはぎがパンパンになる」「靴下のゴムの跡が付く」「靴が窮屈になる」といった症状があらわれます。

特に退勤時間近くの夕方や夜に掛けてむくみやすく、浮腫みが生じると疲労が抜けなくなったり脚の倦怠感を感じるようになります。

4位

●巻き肩

巻き肩でデスクワークをする女性

巻き肩は肩が前に出て身体の内側に巻いているような状態です。

長時間デスクワークに没頭していると、肩まわりの筋肉が縮んで肩が前に引っ張られる状態となります。これが慢性的に続くと肩が前側に丸まって巻き肩となってしまいます。

デスクワークをされている方の5人に4人は「巻き肩」と言われており、巻き肩になると見た目の問題や肩こり、首こりの慢性化の原因にもなってしまいます。

3位

●不眠症

不眠症に悩む女性

長時間パソコンを凝視していると、交感神経が活発になり脳や身体が興奮した状態になります。そうなると「寝た気がしない」「眠れない」「寝ても疲れがとれない」といった不眠症になる場合があります。

2位

●腰痛・肩こり

腰痛の女性
デスクワークによる肩こりに悩む女性

長時間の同じ姿勢によって腰に負担が掛かることで血行不良を起こし、腰痛や肩こりに悩まされるケースがあります。

慢性的な腰痛や急性腰痛症(ぎっくり腰)になる場合もあるので注意が必要です。

肩こりの自覚がない方も安心してはいけません。肩こりの症状に気付かないサイレント肩こり(隠れ肩こり)になっている場合もあります。

1位

●眼精疲労

長時間のデスクワークで眼精疲労を患う女性

「眼がショボショボする」ような症状は「疲れ目」と呼ばれ、目を休ませたり睡眠をとることで症状が良くなる傾向がありますが「眼精疲労」の場合は休んでも症状がおさまらない状態を言います。

また眼が沁みたり充血を起こす場合や、眼のかすみやぼやけてしまうといった症状が長期にわたって起こります。

眼精疲労から肩こりや頭痛、吐き気をともなう場合もあります。

VDT症候群とは

VDT症候群によって体調を崩す女性

パソコンが原因で起こる様々な症状はVDT症候群と呼ばれ、身体や姿勢の症状だけでなくイライラや不安感、自律神経失調症といった精神的な症状に悩まされることもあります。

VDT症候群は知名度こそまだ低い症状ですが、パソコンやスマートフォンの普及、テレワークの急増とともに比例している症状で今後もVDT症候群に悩まされる方が増加することが懸念されます。

予防と対策

デスクワークの方が気を付けたい症状の原因は「長時間の同じ姿勢による血行不良」と「モニターの凝視」が共通して言えることです。

血行不良を予防して疲労が蓄積された眼を休ませることで症状の予防が期待できます。

〇定期的に身体を動かす

仕事の合間にストレッチをする女性

1時間に1回くらいのペースで軽く伸びをしたり簡単なストレッチをすることを意識しましょう。
血行の滞りを防ぎ、腰痛や浮腫の予防へ繋がります。

急性腰痛症(ぎっくり腰)は、急に立ち上がったりいきなり身体を捻ったりすることで発症する場合がありますので長時間デスクワークをした後に身体を動かす場合は一息ついて腰を両手で摩ってから動かすようにしましょう。

ふくらはぎや足の浮腫みが気になる方は足首をぐるぐる回すことを心掛けてみてください。

〇眼をリラックスさせる

アイマスクで眼を温める女性

モニターの凝視で眼の疲れを感じた場合は、温めたタオルやアイマスクをまぶたの上に置いて眼を温めることを心掛けましょう。

眼を温めることで血行が促進されて眼精疲労の予防となります。リラックス効果もあるので視神経や眼のまわりの筋肉の緊張も和らいできます。

もし眼が充血している場合は冷たいタオルで冷やすようにしましょう。

〇環境の見直し

正しい姿勢でテレワークをする女性

デスクワークの際の無理な姿勢や作業環境がVDT症候群の原因にもなります。

「足の裏全体が床にしっかり付くよう椅子の高さを調節する」「モニターと目線を同じ高さにする(やや下でも可)」「ブルーライト対策の眼鏡を着用する」など環境を見直してみましょう。

またデスクワーク中は瞬きの回数が減少している為、眼の渇きによって疲れ目や眼精疲労に悩まされる場合もあります。

「瞬き」を意識して眼を潤すことも非常に大切です。

まとめ

デスクワークに集中してしまうと姿勢や眼に影響が出てきます。

パソコンの長時間使用によって起こる症状はVDT症候群と呼ばれ、今後も増加傾向が懸念される症状です。

「仕事のパフォーマンスを低下させない」「健康な身体で仕事を続ける」為にも予防と対策を怠らず、ご自身の身体をしっかりと労わってあげましょう。



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