【眩暈 めまい】自律神経失調症が原因かも…
・立ち上がった時にふらふらする
・グルグルと目が回る
・フワフワしてふらついてしまう
そんな「眩暈」にお悩みではありませんか?
度々起きる「眩暈」が不安になり、病院で検査しても異常がない場合は自律神経失調症からくる眩暈かもしれません。

眩暈の原因は自律神経の乱れ
眩暈は耳、もしくは脳の異常が原因なことが多いので頻繁に眩暈が起こる方は病院で検査することをおすすめします。
しかし特に異常が診られない場合は、自律神経失調症が眩暈の原因となっていることがほとんどです。
自律神経失調症はアクセルの役割をしている交感神経(緊張・興奮の神経)とブレーキの役割をしている副交感神経(休息・リラックスの神経)のバランスが乱れることで、眩暈をはじめ様々な症状が身体にあらわれます。
交感神経と副交感神経の働きは時と場合、精神状態などで優位性が切り替わり、自分でコントロールすることができません。
以下のような状況で自律神経が乱れ、自律神経失調症になると言われています。
▶ ストレス
人間関係や職場でのストレスが自律神経の乱れを引き起こします。
▶ 不規則な生活リズム
夜更かしや暴飲暴食・不摂生が慢性的に続くと生体リズムが崩れ自律神経が乱れます。
▶ 睡眠不足
寝不足が続くと交感神経が優位に働き、自律神経の乱れに繋がります。
▶ 寒暖差疲労
急激な温度変化が血行不良を起こし、自律神経の乱れの原因となります。
※寒暖差疲労についてはこちら
▶ 過労
無理をして働きすぎると自律神経が乱れ、眩暈や体調不良が起こります。
主にこのような原因によって自律神経失調症となり眩暈やあらゆる症状があらわれます。
眩暈が起きると吐き気や転倒、ひどい時には気を失ってしまう場合もあります。

予防と対策
自律神経失調症からくる眩暈の予防は自律神経を整えることと血行を良くすることです。
日常生活を少しだけ工夫することで自律神経と血行不良を整えることができます。
〇 ストレスを解消する
ストレスは交感神経が優位に働きます。
ストレスを発散して副交感神経を活発にすることでバランスを整えます。
〇 規則正しい生活
夜更かしや不摂生は自律神経が乱れます。
早寝早起きなどの規則正しい生活を心掛けましょう。
〇 食事・水分
サンマやサバなどの青魚やビタミンEが多く含まれるナッツ類やほうれん草は血液の流れを良くする効果が期待できます。
血行不良を予防することで自律神経失調症を防ぎます。
積極的な水分摂取も血行不良を予防する効果があります。
起床時は常温の水や麦茶、睡眠前は白湯や温かいノンカフェインのお茶を飲むと冷えを予防するとともにリラックス効果も高まります。
〇 適度な運動
運動習慣を身に付けることで代謝を上がり、血行不良を予防できます。
適度な運動はとても気持ちが良くストレス発散にもなります。
ウォーキングやジョギング、ストレッチやヨガがおすすめです。

眩暈が起きたら…
もし眩暈が起こってしまったらまずは安静にすることが一番です。
無理をせず、眩暈が落ち着くまで横になって休んでください。
・カーテンを閉めるなどして暗い状態にする
・音を遮り、静かな環境にする
・服のボタンを外しベルトを緩める
など、身体をリラックスさせて落ち着く環境を心掛けましょう。
目や耳から入ってくる刺激は眩暈を長引かせたり、悪化させたりします。
光や音を遮断することは眩暈の症状を和らげる期待が高まります。

眩暈にお悩みの方は
当院では自律神経失調症からくる眩暈でお悩みの方の施術も承ってます。
交感神経と副交感神経のバランスを整えると同時に血行の流れを良くしていきます。
検査しても異常がないのに眩暈が起こる方は当院にご相談ください。
