【イライラ】自律神経の乱れが原因で起こる心の症状
●仕事が捗らない
●子どもが言うことを聞いてくれない
●何もかも思うようにいかない
些細な出来事でイライラしていませんか?
それは自律神経の乱れが原因かもしれません。

自律神経とは?
自律神経は交感神経と副交感神経の2つから成り立っています。
交感神経は「動」の神経(アクセル)、副交感神経は「静」の神経(ブレーキ)と言われています。
仕事や運動をしているときは交感神経が優位になり、逆にリラックスしている時や睡眠時は副交感神経が優位になります。
「自律神経の乱れ」はこの交感神経と副交感神経のバランスが大きく崩れたことを言います。
自律神経が乱れると以下のような症状があらわれる場合があります。
● 仕事に集中できない
● 安静にしているのに動悸が起こる
● 眠れない
● イライラする
● 気分が沈む・落ち込む
これが「自律神経失調症」というものです。
大勢の人前に出ると大量の汗が出たり、心臓がドキドキしたりするいわゆる緊張しているときに出る症状は一時的に自律神経が乱れているような状態です。
緊張はある程度の時間がたてば解けますが、自律神経失調症はこのような状態がしばらく続いてしまいます。
また肩こりや腰痛、痺れがあらわれたり、痛みや凝りが強くあらわれるといった身体的症状を感じる方も少なくありません。

自律神経はなぜ乱れる?
自律神経の乱れの一番の原因は「ストレス」と言われてます。
プレッシャーや危機感、人間関係の悩みなどが一番多いのではないでしょうか。
また生活リズムの乱れでも自律神経は乱れてきます。
夜勤をしていて「昼夜逆転の生活」を送っていたり「1日1食しか食べない」というような方も自律神経が乱れやすくなります。
ストレスや生活リズムの乱れにより、自律神経が乱れて「些細なことでもイライラする」ということが起このです。

自律神経を整えるには
まずは生活リズムを見直しましょう。
〇 朝・昼・夕 3食きちんと食べる
〇 バランスの良い食事を心掛ける(和食は◎)
〇 規則正しい生活リズムを心掛ける
まずはこの3点を心掛けていきましょう。

そしてストレスを発散することです。
ストレス発散は本当に大切なことです。
〇 楽しむ
〇 笑う
〇 達成感を感じる
〇 喜ぶ
〇 感動する・泣く
などがストレス発散に効果的と言われています。

まとめ
イライラは自律神経の乱れによって起こります。
生活リズムを見直してストレスを溜め込まないようにする意識が自律神経のバランスを保ち、イライラを抑えるポイントです。
「最近イライラが増えた」
「眠れない」
「呼吸が乱れる」
そんな方は自律神経が乱れているかもしれません。
自律神経の乱れは精神面だけではなく、身体の症状にもあらわれてきます。
イライラは自律神経の乱れからくるサインです。
そのサインを見逃さず早めの対策を意識するように心掛けてください。
