【頭痛】頭痛が起こる仕組みと対策
・天気が悪いと決まって頭が痛くなる
・頭痛薬が手放せない
・頭が重くやる気が出ない
そんな頭痛にお悩みではありませんか?
頭痛を患っている方は3,000万人と言われており、腰痛と並んでお悩みの方が多い症状です。

そもそも頭痛はなぜ起こる?
頭痛には様々な種類があります。
● 偏頭痛(片頭痛)
● 緊張型頭痛
● 関連痛
脳腫瘍やクモ膜下出血、外傷による頭痛なども存在しますが、原因が明確でないものは上記の3種類と言われています。
当院では、これらの頭痛の原因は脳内にある脳脊髄液が関係していると考えています。
脳脊髄液とは脳の周りを流れている無色透明の液体です。
中枢神経系を衝撃から保護し、脳圧を調節、中枢神経の不用物質を除去する働きがあります。
頭痛が起こっている時は
▶ 脳脊髄液の流れが悪い
▶ 脳脊髄液が少ない
▶ 脳の浮腫み(むくみ)によって脳脊髄液が圧迫される
脳脊髄液がこのような状態になっていると考えています。

頭痛を豆腐で例えてみる
スーパーで販売されている豆腐を思い浮かべて下さい。

この販売されている状態で例えると、豆腐が「脳」豆腐のまわりの水が「脳脊髄液」とします。

では、この「まわりの水」がサラサラのキレイな水ではなく、ドロドロして汚くよどんだ水だったらどうなるでしょう。
豆腐は早々に傷んで腐ってしまいます。
次に「まわりの水」が半分以下になったと考えてみましょう。
水で守られていた「豆腐」は動くたびに中で容器にぶつかり、崩れてしまうでしょう。
最後は「豆腐」が容器の中でパンパンに膨らんでしまったことを想像してみてください。
まわりの水が圧迫され破裂して容器から流れ出てしまうかもしれません。
例えは極端すぎましたが、これが頭の中で起こっているかと想像すると「頭痛の原理」がイメージできたのではないでしょうか?
頭痛は脳脊髄液の循環を良くしてあげる
特に編頭痛でお悩みの方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
原因は様々ですが、天気などに影響する体質の方もいればストレス、タバコやアルコールが原因で頭痛になる人もいらっしゃいます。
そんな時は、滞っている脳脊髄液の流れを促すことで頭痛を和らげる効果が期待できます。
どんな方法?
まず立った状態、もしくは座った状態で顔を下に向けてみましょう。
首を触ると突起している部分があると思います。
うつむいたまま突起している部分を両手の人差し指を使って、適度な力で2~3回押してみて下さい。
この部分を刺激すると脊髄が刺激され、その刺激から脳脊髄液の循環が良くなっていきます。
そうすることで脳内が正常な状態になり、頭痛も和らいでくるのです。
吐き気を感じるような強い頭痛の場合は、安静にすることが一番です。
入浴などで身体を温めてしまうと血管が拡がり痛みが増す場合があります。
リラックス効果で頭痛が和らぐと思われがちですが、痛みが強い頭痛は逆効果となることもあるのです。
「頭が重い」「少しズキズキする」程度の頭痛であればリラックスすることで痛みも和らぐ傾向にありますが、重度な頭痛の場合は冷やすことをお薦めします。
当院の施術について
当院では頭痛でお悩みの方の施術も承っています。
頭痛がどこからきているのかをしっかりと見極め、原因となる患部と頭部を施すことでお悩みの症状を和らげていきます。
偏頭痛や慢性的な頭痛でお悩みの方は当院までお気軽にご相談ください。
