【若年性更年期障害】20代~30代の女性に急増している心身の不調

「イライラ」「情緒不安定」「不眠」
このような症状があらわれる更年期障害は、一般的に40歳を過ぎた頃から起こる身体の不調や精神的に不安定になる症状です。
ところが20代から30代の女性の方でも更年期障害の症状に悩まされるケースが増えてきています。
これは「若年性更年期障害」と呼ばれている症状です。
症状

若年性更年期障害は、更年期障害と同様にホルモンバランスの乱れによって起こる様々な症状です。精神的な症状と身体の両方に症状があらわれる傾向があります。
【精神的症状】
●イライラ
●落ち込む
●記憶力の低下
●ネガティブ思考
●集中力の低下
●情緒不安定
●憂鬱
【身体的症状】
●ほてり・のぼせ(ホットフラッシュ)
●発汗
●動悸・息切れ
●手足が冷える
●血圧の異常
●頭痛・眩暈(めまい)
●腰痛・肩こり
●不眠
●疲労感・倦怠感
症状が悪化すると生理不順や肌トラブル、さらには適応障害やうつ病になる場合もあります。
原因

更年期障害は女性ホルモン(エストロゲン)の減少が原因とされていますが、若年性更年期障害の場合は精神的ストレス・身体的ストレスを強く感じることで女性ホルモンのバランスが乱れてしまい、症状があらわれます。
「男性と同等に仕事をこなす女性」「家事や育児に一生懸命頑張る女性」に多く、お悩みの方が年々急増している症状です。
若年性更年期障害は以下の要因が原因でなりやすいと言われています。
●仕事・家庭内のストレス
●不規則な生活リズム
●過度な仕事量(働き過ぎ)
●無理なダイエット
●喫煙
●ストレスによる暴飲暴食
●ハードな運動
また「他人を優先する」「まわりに迷惑を掛けたくない」「我慢することが多い」といった優しい性格の方もストレスを溜めてしまう傾向があり、若年性更年期障害に悩まされるケースもあります。
予防と対策
ストレスによって乱れた自律神経を整えてあげることで女性ホルモン(エストロゲン)の分泌を促すことが効果的です。
〇規則正しい生活リズムを心掛ける

3食きちんとバランスのとれた食事を摂り、夜更かしは避けて早寝早起きを心掛けましょう。
またストレスにはビタミンCが効果的です。適度に柑橘類を摂取することを推奨します。
〇暴飲暴食・過度な飲酒を控える

食べ過ぎや深酒も自律神経を乱す原因となります。偏った食事や好きな物ばかりではなく、野菜もしっかり摂取しましょう。
〇適度な運動やストレッチを習慣にする

自分の身体に見合った運動を心掛けることが大切です。
身体に負担が掛かり過ぎる運動は逆効果となる場合もあります。運動は楽しむことを意識していきましょう。ストレッチは睡眠前に行うことで睡眠の質を高める効果が期待できます。
〇オーバーワークを見直す

残業やキャパオーバーな仕事はストレスがかかり自律神経の乱れを引き起こします。お仕事も大切ですが、身体のことを考えて周りの方々と協力して無理のない仕事量を心掛けましょう。
まとめ
若年性更年期障害は、20代から30代の女性に増えてきている心身の不調に悩まされる症状です。
過度なストレスにより女性ホルモンのバランスが崩れることで、更年期障害と同様の症状があらわれます。
心身への大きな負担が若年性更年期障害の要因となりますので、日頃から無理のない生活リズム・規則正しい生活習慣を心掛けることが大切です。
ご自身の仕事環境と生活環境を見直して、心と身体のストレスを緩和していくことを意識していきましょう。
当院では若年性更年期障害やストレスからくる症状でお悩みの方を全力でサポートしています。
心や身体の不調でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
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