【こむら返り】「睡眠時や運動中に起こる足の攣り」原因と予防・対策
●入眠中に急激に起こる足の攣り
●運動中に足が攣って動けない
●何もできないもどかしさ
誰もが一度は経験がある「こむら返り」
こむら返りは「ふくらはぎの筋肉が収縮」することで起こります。
主にふくらはぎに起こることが多いですが、足の指や土踏まず・腕など身体のあらゆる場所に起こる症状です。
睡眠中や運動時、妊娠されている方にも起こりやすい傾向があります。
これを「こむら返り」と称し、足が攣ることもこれに含まれます。

こむら返りの特徴
●ふくらはぎ・足に激痛を感じる
●痙攣
●痺れ(しびれ)
●痛みで歩行ができない
●立てない
寝ている時にこむら返りが起きて痛みで目が覚めてしまったり、運動時にいきなり足が攣り、その場でうずくまってしまうケースも多くみられます。
安静にしていれば数分で落ち着くことがほとんどですが、こむら返りが頻繁に起こる方は疾病が原因の場合も考えられますので注意が必要です。
原因
はっきりとした理由は解明されていませんが「過剰な筋肉の収縮」による痙攣が原因と考えられています。
これは以下の要因で起こりやすいと言われています。
●疲労物質の蓄積
●水分不足
●冷え
●血行不良
●ミネラル不足
●足への大きな負担
疲労物質が蓄積されていると過剰な筋肉の収縮が起こり、こむら返りになりやすくなります。
また水分不足や冷えは血行促進を妨げ、血行不良の原因となります。
ミネラルが不足すると筋肉の収縮が正常に働かなくなり、こむら返りの原因となります。
妊婦さんがこむら返りになりやすいのは妊娠時中のミネラル不足とお腹が大きくなることでの足への負担が原因と考えられます。
デスクワークや立ち仕事の方も、足に負担が掛かり疲労物質が蓄積されやすい状況に置かれている為、こむら返りが起こりやすい傾向があります。

なりやすいケース
●急な激しい運動
入念な準備運動を怠ったり、いきなり激しい運動をすると足が攣る場合があります。
●入浴時間が短い
血行が充分に促進されず、血行不良によってこむら返りが起こります。
●水分量が足りない
運動時や睡眠時は発汗によって思っている以上に水分が失われています。
水分やミネラルが失われると筋肉の収縮に異常があらわれ足を攣る原因となります。
●冷え症の方
冷え症の方は血行不良を起こしやすく、こむら返りが起こりやすい傾向があります。
予防
〇水分補給
水分をこまめに摂取することを心掛けましょう。
睡眠時は発汗や呼吸によって思っている以上に水分が失われています。睡眠中にこむら返りが起こる方は睡眠前にコップ1杯の水か白湯を飲むことをお薦めします。

〇入浴は湯船に浸かる
入浴はシャワーで済まさず、湯船に浸かって身体を温めましょう。
その際に足やふくらはぎを揉みほぐすと促進され、予防の効果が期待できます。
時間がない時は足湯で温めるだけでも血行促進の効果が高まります。

〇ミネラルを摂取する
ミネラルが不足するとこむら返りを起こしやすくなります。
海藻類にはミネラル成分である「マグネシウム」が豊富に含まれていますので積極的に摂取することを心掛けましょう。

またハイヒールを履く方は足に大きな負担が掛かり、疲労物質が蓄積されやすくなります。
スニーカーなどのフラットな靴を履くと足やふくらはぎの負担を軽減できます。

対処法
急なこむら返りや足の攣りにお困りの場合は以下の対処法がお薦めです。
〇足の指を手前に引っ張る
座った状態で膝を伸ばしたら攣っている方の足の指を掴んでゆっくり手前に引っ張りましょう。
そうすることでふくらはぎの筋肉が和らぎ、こむら返りが落ち着く効果が期待できます。
運動中にこむら返りが起きた場合は、運動前に行う「アキレス腱を伸ばすストレッチ」が良いでしょう。
攣っている足をゆっくりと伸ばしてみてください。
〇ふくらはぎを揉みほぐす
痛みが落ち着いてきたらふくらはぎを揉んで血行を促進させましょう。
血行が促進されることで痛みを緩和し再発予防の効果が期待できます。
暖かいタオルを使ってふくらはぎを温めることで症状が落ち着く効果が高まります。

まとめ
こむら返りは積極的に水分を補ったり、ミネラルの摂取を意識することで予防の効果が高まります。
足への大きな負担は血行不良や疲労物質の蓄積を招きますので、デスクワークや立ち仕事などの長時間同じ姿勢をする方は気を付けましょう。
睡眠中のこむら返りが頻繁に起きると不眠症になったり、不安感からストレスを感じることで自律神経失調症を患う場合もあります。
症状の悪化やこむら返りによるストレス症状を予防していくためにも日頃から足の負担や冷え症の対策を心掛けていきましょう。
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