【O脚・X脚は見た目の問題だけではない!】オー脚・エックス脚の原因とは?予防と対策も解説

2020年9月11日姿勢

O脚・X脚の原因と対策

●自分の立ち姿が気になる

●膝が痛くなる

●脚が太く見られている気がする

これはO脚・X脚の方が悩まれている症状です。この他にも「がに股で歩く姿勢を見られたくない」「脚の痛みで階段の昇り降りがつらい」といった症状によってストレスを感じる方も多くいらっしゃいます。

O脚・X脚はほとんどが「大人になってからの変形」と言われています。

O脚・X脚になる原因

O脚の女性
O脚の女性

O脚(オー脚)とは、真っ直ぐに立った時に膝が外側に向いてしまう状態で、両くるぶしはついているのに両ひざが付かずスペースができてしまう状態です。アルファベットの「O」のような形をしており「がに股」とも呼ばれています。

X脚の子ども
X脚の子ども

X脚(エックス脚)は真っ直ぐに立った時に両脚の膝までは付くのに内くるぶしが付かない状態です。アルファベットの「X」のような形からX脚と言われています。


O脚・X脚の主な原因は「生活習慣」や「日常の何気ない癖」です。

●片側に大きく体重が掛かっている

●身体の前側、または後ろ側に体重が掛かっている

●脚を組む癖がある

このように無意識で行なっている姿勢や癖によって脚や膝、股関節への負担が積み重なることで骨格が徐々に変形してしまい、O脚やX脚になる場合があります。

O脚・X脚がもたらす影響

膝痛(イメージ)

O脚・X脚は見た目の問題だけではありません。下半身を中心に大きな負担を掛けてしまい、身体に様々な症状があらわれる場合があります。


●膝痛・関節痛
膝に大きな負担が掛かり、慢性的な膝痛や関節痛があらわれることがあります。


●腰痛
骨盤のバランスが崩れて腰痛を引き起こす場合があります。


●身体のバランスが崩れる
頻繁に肩こりを感じたり、内臓機能が低下する恐れがあります。


●冷え・浮腫み(むくみ)
下半身の血行不良を起こしやすくなり、冷えや浮腫みが出ることがあります。
下半身が太りやすくなることも特徴です。


●外反母趾・巻き爪
足にかかる体重が均等でないため、外反母趾になりやすくなります。また外反母趾になることで巻き爪になる可能性もあります。


●運動能力の低下
走るスピードが遅くなったり、つまずくことが多くなったり転倒しやすくなる傾向があります。

予防と対策

〇靴を見直す

ハイヒールを履く女性

履いている靴を見直しましょう。

●ハイヒールを履くことが多い

●履き心地よりデザイン重視

●サイズが適していない


該当している方は「O脚・X脚になりやすい」または「更に状態を悪化させるとともに下半身の負担を大きくしてしまう」可能性がありますので、靴底がフラットで履き心地の良い靴を選ぶことを推奨します。

また膝や脚の負担を軽くする為にも「クッション性の高いインソール」を使用することもお薦めです。

〇足裏全体を地面に付けるイメージで立つ

正しい姿勢で立つ女性

両足の裏全面を使って立つことを意識してみましょう。体重を足の裏全体で支えるイメージです。

そうすることで膝が自然と前を向き、徐々にO脚・X脚が整ってきます。はじめは窮屈かもしれませんが、継続すればだんだんと慣れてくるでしょう。

〇股関節を柔らかくする

股関節のストレッチをする女性

股関節が内側に捻れていることでO脚・X脚になる場合があります。日頃から上の画像のように股関節のストレッチをすることも非常に有効な方法です。

まとめ

O脚・X脚は見た目の問題だけでなく、慢性的な腰痛や膝痛の原因となります。

原因のほとんどが「体重が掛かるバランス」や「脚を組む」などのような、日常の何気ない癖によって骨格が変形してしまうことで起こります。

「足裏全体で立つことを意識する」「股関節のストレッチを行う」ことでO脚・X脚の予防効果が高まり、「履き心地の良い靴」や「クッション性の高いインソール」を着用することで、膝や腰の負担を軽減できる期待が高まります。

姿勢や立ち方、生活スタイルを大きく変えようとするとストレスを感じてしまうので、少しづつ環境を整えていくことを心掛けて過ごしましょう。


当院ではO脚・X脚でお困りの方や膝痛・関節痛でお悩みの方を全力でサポートしております。O脚やX脚でお悩みの方はお気軽にご相談ください。



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