【オーバーユース症候群】

2020年9月17日関節痛

オーバーユース症候群とは別名「使い過ぎ症候群」と言われており、主にスポーツや練習で身体の一部に大きな負担がかかり、肘・膝・腰などに痛みがあらわれる症状です。

筋肉量に適していない過度な運動や、スポーツの不適切な練習方法などで痛みがあらわれます。


体育会系の部活動に所属している学生の方に多い症状ですが、筋力が低下してくる40代から50代の方にもみられる症状です。

肘痛(イメージ)

オーバーユース症候群に該当する症状

▶ 腰痛
過度な運動が腰に負担をかけて疲労が溜まり腰痛となる


▶ 野球肘
投球などの動作で肘が痛む症状


▶ 野球肩
肩を大きく動かす際に肩に痛みがあらわれる


▶ 水泳肩
野球型同様、肩の運動で痛みがあらわれる


▶ テニス肘
テニスをやっている方に多く、肘が痛む


▶ ジャンパー膝
膝のお皿が痛む。バスケットボールやバレーボールなどジャンプをする競技者に多い


▶ シンスプリント
すねの内側が痛くなる。陸上競技の選手に多い

高校球児

原因

筋肉や骨が出来上がっていない状態で過度な練習を行うと大きな負担がかかり、痛みとなってあらわれます。

症状が軽い場合は張り感や不快感を感じる程度ですが、症状が進行すると投球時や肩を動かした時、走っている時などに痛みが出るようになり、重症化すると運動をしていない時でも痛みがあらわれ、日常生活に支障をきたす場合もあります。

またスポーツに限らず、料理などでの利き手の使い過ぎで痛みが出る場合もあります。

思うような動きができず、精神的ストレスを抱えてしまう方も少なくありません。



基本的な原因は「運動量の多さ」です。

身体に見合ってない運動や練習をするとオーバーユース症候群になる傾向があります。

疲労(イメージ)

予防・対策

一番の予防はしっかりと休息をとり、患部を休ませてあげることです。

質の高い睡眠をとることで患部の回復を高めることが良いでしょう。


食事は三大栄養素のタンパク質・脂質・炭水化物とビタミン・ミネラルをバランスよく摂取することでしっかりした身体を築き、筋肉と疲労の回復力を高めることができます。

バランスのとれた食事




運動前の入念なストレッチや睡眠前のストレッチを習慣にすることで、血行増進と筋肉の柔軟化を高めて故障しにくい身体を作ることができます。

入念にストレッチをする男性

またスポーツや練習時に身に付けているスパイクや専用シューズが合っていなかったり、アスファルトなどの硬い地面での走り込みは思っている以上に身体に負担がかかっています。

シューズや道具の見直しやトレーニング環境の見直し、サポーターを使用するなども対策の一つです。

当院の施術について

当院ではスポーツで痛めた患部や疲労が蓄積している肘や膝、腰の施術もおこなっております。
注:外傷を除く


◎ 血行不良を改善し緊張した筋肉の柔軟化

◎ 硬くなった筋肉を適正化することでの痛み予防

◎ 自律神経を整えることでの安眠効果・ストレス緩和


以上、3点を重視して施術を行います。


ハードな運動で起こるオーバーユース症候群にお悩みの方は、整体戦士ダイラマンにお任せください。

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