【肩こりや首こりの原因にも!】若年層に急増する「巻き肩」簡単チェック方法と予防・対策

巻き肩って何?
巻き肩とは肩が前に出て身体の内側を巻いている状態を言います。
10代から30代の若い世代に急増している不良姿勢で、巻き肩になると様々な慢性的な症状に悩まされるケースが出てきます。
デスクワークの約80%の方が「巻き肩」に該当するとも言われています。
身体にあらわれる症状
巻き肩になると以下のような症状が身体にあらわれます。
●肩こり

健康骨まわりの筋肉が収縮して血行不良を起こし、肩こりになりやすくなります。
●首こり

首に負担が掛かり、首こりや首痛になるケースがあります。
●疲労感・倦怠感

胸の筋肉が萎縮することで呼吸の質が低下してしまいます。身体全体に十分な酸素が行き渡らなくなり、疲労が抜けきらなかったり慢性的な倦怠感を感じやすくなります。
●自律神経失調症

巻き肩による体調不良から大きなストレスを感じてしまい、自律神経失調症になるケースがあります。自律神経失調症になると不眠症や気分の落ち込みを患い、仕事や日常生活に支障をきたしてしまう場合もあります。
その他「背中の張りや痛み」「代謝が落ちる」「見た目によって印象が悪くなる」といったことも懸念されます。
巻き肩の原因

デスクワークやテレワークのパソコン操作やスマートフォンを操作する際の長時間の同じ姿勢が巻き肩になってしまう主な原因です。
パソコンやスマートフォンに集中してしまうと画面を凝視してしまう為「前かがみの姿勢」になっていることが多く、この姿勢は胸の筋肉が縮こまり血行不良を起こして硬直を招いてしまいます。
胸の筋肉が硬直すると肩が内側に巻かれてしまう状態となり「巻き肩」となってしまうのです。
パソコンやスマートフォンの長時間の姿勢だけでなく、座席とハンドルが近い状態で縮こまったような姿勢で自動車を運転している場合も巻き肩になる恐れが出てきます。
パソコンやスマートフォンが原因で起こる不良姿勢や体調不良はVDT症候群と呼ばれ、年々急増している症状で今後もお悩みの方が増加することが懸念される症状です。
簡単!巻き肩チェック
「巻き肩を簡単にチェックする方法」です。
1.壁の前に立つ
2.壁にかかと・お尻を付ける
壁と肩の間にスペースがあると「巻き肩」の可能性が高いと言えます。
【動画】巻き肩チェック
予防と対策
パソコンやスマートフォンを操作する際の姿勢を見直すことが大切です。
〇前かがみの姿勢を崩す

デスクワークやスマートフォン操作時の姿勢は前かがみになりがちです。この姿勢を長時間続けてしまうと胸の筋肉が縮こまり、凝り固まってしまうことで巻き肩になってしまいます。
1時間に1回くらいのペースで前かがみの姿勢を崩して、胸を張るように上半身を伸ばすストレッチを心掛けるとよいでしょう。
〇操作位置を見直す

前かがみの姿勢を極力控える為、パソコンの場合はモニターから50cm、スマートフォンの場合は目線の高さで30cmほど離した位置で操作することを推奨します。
〇適度な運動を楽しむ

ストレッチやヨガ、ジョギングなど、運動を楽しむことを習慣にしていきましょう。腕や肩、胸の筋肉が柔軟になり巻き肩を予防する効果が期待できます。
まとめ
巻き肩はパソコンやスマートフォンを操作する際の「長時間の前かがみの姿勢」によって起こります。巻き肩になってしまうと慢性的な肩こりや首こり、場合によっては自律神経失調症を招いてしまう恐れもあります。
巻き肩の予防は「前かがみの姿勢」を極力控えることが大切です。こまめに姿勢を崩して胸の筋肉の縮こまりや凝り固まりを未然に防ぐことを心掛けましょう。
当院では巻き肩や猫背などの不良姿勢や姿勢が原因で起こる肩こりや首こりにお悩みの方を全力でサポートしています。
姿勢や身体の症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
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