【倦怠感・疲労感・憂鬱】季節性情動障害(SAD)
● 身体がだるくてやる気が起きない
● 疲労が抜けない
● イライラや落ち込むなど気分がすぐれない
そんな精神的な症状にお悩みではありませんか?
特に冬の時期に起こるこの症状は「季節性情動障害(SAD)」と呼ばれています。
年末年始の慌ただしい生活から一変して仕事や勉強へのスイッチを切り替えなければならないタイミングの為、自律神経が乱れやすく精神的・身体的症状があらわれやすいのです。
季節性情動障害は「冬うつ」「冬季うつ病」「季節性気分障害」とも呼ばれています。

症状
自律神経の乱れによって主に精神的な症状があらわれますが、身体にも症状があらわれる場合もあります。
【精神的症状】
● イライラ
● 憂鬱/気分の落ち込み
● 不安感
● 不眠症/睡眠障害
● 集中力がなくなる
【身体的症状】
● 肩こり/腰痛
● 頭痛/眩暈(めまい)
● 倦怠感/疲労感
● 動悸
● 内臓機能の低下
年末年始の帰省などを含む外出、暴飲暴食や偏食、アルコール摂取など生活リズムが乱れた状態から急に仕事モードの状態になることで自律神経が乱れてしまい、このような症状があらわれるのです。
また季節性情動障害は気温の低下と日照時間が関係していると言われており、気温が低く日が短い冬の季節にお悩みの方が増える傾向にあります。
季節環境と生活リズムの乱れが重なり、仕事や学校が始まる1月上旬から中旬頃が季節性情動障害の症状に気を付けなければならない時期となります。
疲れを引きずったまま仕事や学校をスタートすることになり、決算期や期末テスト、新生活などで更に心身ともに疲弊してしまう方も少なくありません。
普段以上にストレスを感じるようになり、免疫力が低下して感染症にかかるリスクも高くなってしまいます。
季節性情動障害は心と身体の慢性的な不調を引き起こす原因となるため、安易に考えてはいけません。

予防と対策
〇日光浴
季節性情動障害は日照時間が大きく関係していると言われています。
冬季は日が出ている時間が短く、室内にいる時間が長いと更に日光を浴びる機会が少なくなります。
仕事の休憩時間などは外に出て太陽の光を浴びる意識を高めていきましょう。
その際に身体を動かしたりストレッチをすることで血行促進や自律神経のバランスを整える効果が期待できます。

〇バランスの摂れた食事
疲労回復効果が期待できるタンパク質を中心にバランスの摂れた食事を心掛けましょう。
3食しっかり摂取して和食を意識することが良いとされています。
ビタミンCはストレス予防となりますので柑橘系の果物を摂取することをお薦めします。

〇休息・睡眠
外出や趣味を楽しみこともストレス発散となりますが、身体を休ませることも意識していきましょう。
精神的な部分のリフレッシュはできますが身体は意外と疲れています。
予定より早く帰宅して、家でリラックスして過ごすことも大切です。
お風呂にゆっくり浸かって身体を温め、質の高い睡眠を心掛けて身体を休ませましょう。

まとめ
季節性情動障害は男女問わず誰にでもなり得る症状です。
「少し疲れているだけ」「休み明けで怠いだけ」と安易に考えていると一気に体調を崩す場合もあります。
過信せずにしっかりと体調を整えていきましょう。
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