【不眠症】眠れない原因はスマートフォンかもしれません。
SNSのチェックや動画の視聴、仕事のツールとしても使用することが当たり前となってきたスマートフォン。
スマートフォンの使用状況は年々増加傾向となってきています。
今や必要不可欠となったスマートフォンですが、長時間の使用は控えなければなりません。ディスプレイを見続けることで睡眠の質が低下してしまい「不眠症」になる恐れがあるのです。
心身の溜まった疲労を回復し、身体を万全な状態に保つには質の高い睡眠をとることが重要ですが、スマートフォンの長時間使用によって睡眠の質が低下してしまう場合があります。
睡眠の質が低下すると身体のあらゆる所に不調が現れたり回復力が低下します。
免疫力も低下して感染症にもかかりやすくなってしまうリスクもあるのです。
睡眠時間をしっかり摂っているからといって安心してはいけません。睡眠は時間ではなく、質の高い睡眠をとることが重要となります。

主な症状
不眠症になると「眠りが浅い」「寝付けない」といった睡眠の質の低下によって心と身体に様々な症状があらわれます。
【心の症状】
●イライラ
●焦り
●情緒不安定
●気分の落ち込み
●やる気が起きない
【身体の症状】
●肩こり・腰痛
●首こり・首痛
●倦怠感
●疲労感
●頭痛
【行動の症状】
●仕事のミスが多くなる
●注意散漫
●居眠り・あくび
不眠症の症状によってストレスを感じることとなり、更に眠れない状態が続いたり抑うつ状態に陥るケースも少なくありません。

原因
不眠症の原因は「職場や学校での悩み」「環境の変化」などによるストレスが大きく関係していますが「スマートフォンの使用」も大きな原因となります。
スマートフォンを長時間使用することはブルーライトを長時間見続けているということになります。
ブルーライトはスマートフォンのディスプレイやパソコン・テレビの液晶モニターから発生している青く見える光のことで、ディスプレイや液晶モニターに使用されているLEDから多く発光されています。
このブルーライトが睡眠ホルモンの「メラトニン」の分泌を抑えてしまい、睡眠サイクルを崩してしまうのです。睡眠サイクルが乱れてしまうと眠れない状態や眠りの浅い状態が続き、最終的には不眠症となってしまいます。
特に眠る直前、布団に入った状態でスマートフォンを操作することは「睡眠の質を妨げる」ことになるので控えることを推奨します。

予防と対策
〇使用時間を見直す
「就寝2時間前からスマートフォンを控えること」を推奨します。
そうすることでメラトニン分泌の抑制を予防し、睡眠サイクルの乱れを予防する効果が高まります。

〇食事を見直す
「トリプトファン」という成分を摂取するとセロトニン(しあわせホルモン)呼ばれる脳内ホルモンの分泌量が増加し、質の高い睡眠をとれる効果が期待できます。
トリプトファンが多く含まれるとされる「大豆製品」「発酵製品」「乳製品」「穀類」がお薦めです。

〇ブルーライトカット対策
ブルーライトをカットする眼鏡を使用したり、スマートフォンやパソコン画面の明るさ(輝度)を抑えることでブルーライトを抑制することができます。
特に仕事でスマートフォンやパソコンを長時間使用する方は操作時にブルーライトカットの眼鏡をかけたり、端末機器の輝度の設定を見直すことをお薦めします。

またスマートフォンと顔の距離を離して使用することも睡眠の質を低下させない対策となります。
距離が近ければ近いほどブルーライトを強く浴びることになりますので、30cmから40cm離して使用することを心掛けましょう。

まとめ
スマートフォンの長時間使用は睡眠の質を低下させ「不眠症」になる恐れがあります。
不眠症になると「眠れない」「夜間に目が覚めてしまう」「眠りが浅い」といった睡眠障害の他にも回復力や免疫力の低下、慢性疲労・慢性的な体調不良の原因にも繋がります。
スマートフォンの使用スタイルや使用環境を見直して、不眠症を予防していきましょう。
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