【春バテ】寒暖差と環境の変化がもたらす倦怠感や気分の落ち込み
春は暖かく過ごしやすい季節ですが、実は寒暖差が最も激しい季節です。
前日と翌日の気温差や日中と夜間の気温差により寒暖差疲労を起こして体調不良を起こす方が急増します。
また3月・4月は就職や異動、進学などの新生活がスタートする時期でもあります。
自分自身やご家族の環境の変化でストレスを感じて自律神経が乱れやすく体調を崩しやすい時期でもあるのです。
これを「春バテ」と呼びます。

春バテの症状
●日中も眠い
●倦怠感
●疲労感
●肩こり
●腰痛
●イライラ
●気分の落ち込み
寒暖差によって交感神経と副交感神経のバランスの乱れ、新生活でのストレスや不安による自律神経の乱れによって体調不良を起こしやすい時期となります。
3月から4月の時期に精神的・身体的に体調不良を感じたという方は80%に上ります。
また花粉症にお悩みの方は、その症状から更にストレスが重なり心身ともに疲弊してしまう方も少なくありません。

春バテになりやすい性格
〇心配性
〇ストイック
〇他人に尽くすタイプ
〇仕事熱心
〇我慢強い
〇まじめ
〇慎重
このような性格の方はストレスを溜め込みやすく自律神経が乱れやすい為、注意が必要です。

原因
先にも述べましたが「寒暖差」と「生活環境の変化」が原因です。
【寒暖差】
春は1年を通じて寒暖差が一番激しい時期となります。
寒暖差によって自律神経の働きが身体に追い付かず、疲労感や倦怠感を感じるようになります。
急激な冷えによって血行不良も起こしやすく、肩こりや腰痛があらわれる場合もあります。
またこの時期は低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わる為、頭痛があらわれやすくなります。
【生活環境の変化】
自分自身やご家族の生活環境が大きく変化する時期でもあり、引っ越しや進学、転勤などの新生活がスタートする季節です。
自分では気付いていなくてもストレスが溜まっており、そのストレスが自律神経のバランスを崩して体調不良になりやすくなります。

予防と対策
リラックスと血行を促進させることが春バテに効果的です。
◎目・首を温める
目元や首元を温めると比較的短時間でリラックス効果が高まります。
目や首をアイマスクや蒸しタオルで温めると良いでしょう。
心や身体の緊張を和らげる効果が期待できます。

◎入浴
シャワーで済まさず、ゆっくりと湯船に浸かることをお薦めします。
リラックス効果が高まるとともに血行が促進されて肩こりや腰痛の予防となります。

◎バナナ
ストレスを感じると神経伝達物質の「セロトニン」の分泌が減少して気持ちが落ち込んだり、やる気が起きなくなったりします。
「バナナ」はセロトニンが作りやすい食材として知られており、精神的に安定する効果も期待できます。

まとめ
寒暖差や環境の変化によって起こる体調不良「春バテ」
普段から自律神経を崩さない意識を高めておくことが大切です。
不規則な生活リズムや運動不足も春バテを起こしやすい要因となりますので、規則正しい生活や食生活、運動を楽しむなどのライフスタイルを心掛けていきましょう。
当院では自律神経の乱れからくる体調不良やストレスからくる肩こり・腰痛の施術をおこなっております。
些細な症状やお悩みでもお気軽にご相談ください。
