【肩こり】冷房に注意しよう

2020年7月21日肩こり

気温も湿度も高い夏の時期は「肩こり」でお悩みの方のご来院が増えてきます。
この時期の肩こりの原因は、ほとんどが冷房と言えるでしょう。

暑い日はキンキンに冷えた部屋で過ごしたい気持ちもわかりますが、身体にとっては決して良いことではありません。

本日は夏の肩こりの対処法についてお伝えします。

冷えると肩こりが起こるのはなぜ?

肩こりが起きる原因は血行不良です。

同じ姿勢を続けていると血行が悪くなり、肩まわりの筋肉が固くなることで肩こりとなってハリや痛みが現れます。

しかし冷えた部屋に長時間いると同じように血行不良となって肩こりを引き起こすのです。

特に注意したいのは暑い外から冷えた部屋に入った時です。
外の気温と部屋の中の温度差によって、短時間で血管が細くなり、普段よりハリや痛みを感じる傾向にあります。

入浴後も気を付けなくてはなりません。
熱いお風呂に入った後に冷えた部屋で涼むのは最高に気分が良いですが、これも肩こりの原因となります。

夏の肩こり 予防と対策

肩こりは慢性的肩こりと急性的肩こりの2種類があります。
一般的に前者の場合は「肩を温める」
後者の場合は「肩を冷やす」※炎症を起こしている可能性がある為。
と言われていますが、夏の肩こりは肩を温めることが効果的です。


①肩を回す
肩を前に5回、後ろに5回、これを3セット目安に回してみてください。
こうすることで肩まわりの血行が良くなり、肩が温まってきます。
硬くなっていた筋肉も適度に柔らかくなり、肩こりの予防となります。


②蒸しタオルを肩に置く
タオルを濡らして軽くしぼったらレンジで20秒ほど温めてください。
温まったタオルを肩に直接置くだけで心地よく肩が温まり、肩こりの予防となります。


③首を回したり温める
肩に近い首も同じように回したり温めたりすることも効果的です。
肩と同様、首を上下左右に動かしたり、蒸しタオルを使って温めるのも良いでしょう。

環境を調整することも大事

上記の方法と合わせて自分が過ごしている場所の環境を調整すると更に肩こり予防に効果的です。

①冷房は28度が適正
身体に負担を掛けず快適に過ごす室温は28度が適正とされています。
冷房の温度を見直してみましょう。

エアコン(イメージ)




②ストールを羽織る
肩にストールを1枚羽織るだけで肩を冷えを予防できます。


③水分補給は常温か温かいもの
暑い日は冷えた飲み物を飲みたくなりますが、常温か温かい飲み物を摂取することで肩や身体を冷やさずにすみます。

温かい飲み物

まとめ

本日は冷房による肩こりの対処法をお伝えしました。

・夏の肩こりは冷房による「冷え」が原因

・冷えると血行が悪くなり筋肉が固くなって肩こりになる

・肩を温める・冷やさないことで肩こりを予防

・肩を温めるだけでなく、環境も見直すことで肩こり予防となる


冷房が効いた環境はとても快適ですが、肩こり予防のため肩や身体を温めることも忘れずにお過ごしください。

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Posted by dairaman