【肩こりや首こりの原因にも!】猫背になる原因や身体への影響・予防と対策を徹底解説

猫背は背中が丸まって頭が前に出た状態の姿勢を言います。
見た目が悪くなることで相手にマイナスな印象を与えてしまうだけでなく、身体のあらゆる部位に様々な症状があらわれてしまいます。
以前はご年配の方に多くみられた症状ですが近年では10代から20代の若い方々、中には小学生で猫背になってしまう方も増えてきています。
巻き肩と同様パソコンやスマートフォンを使用する際の長時間の同じ姿勢が原因となって起こるVDT症候群に属し、多くの方がお悩みの不良姿勢です。
身体への影響
猫背になると見た目の問題だけではなく、心身にあらゆる不調があらわれます。
●肩こり・首こり

猫背になると頭部が前に出てしまうことで肩や首に大きな負担がかかります。そうなることで肩まわりの血行が悪くなり肩こりや首こりを起こします。
●腰痛

身体のバランスが崩れる事で腰に負担がかかり、腰痛になりやすくなります。
●頭痛

肩や首への大きな負担によって頭痛を引き起こす場合があります。
●背中の張り・痺れ・痛み

猫背になると常に背中の筋肉が張っている状態になり、背中に痺れや痛みがあらわれやすくなります。
その他、肺が圧迫されることで呼吸の質が低下してしまい慢性的な疲労感や倦怠感を感じたり、体調不良からストレスを感じて自律神経失調症になる恐れも出てきます。
見た目の印象だけではなく心身の不調となってあらわれてしまう猫背の姿勢は、原因を理解して未然に予防していくことが大切です。
猫背になる原因
●パソコン・スマートフォンの姿勢

デスクワークは前かがみの悪い姿勢になりがちで、この姿勢が血行不良や肩甲骨に負担をかけます。
その結果、筋肉が凝り固まり猫背になる傾向があります。
スマートフォンも同様、前かがみの状態で長時間使用していると猫背になりやすくなります。
●足を組む・頬杖をつく

「足を組むことが多い」「頬杖をつく」などの姿勢が癖になっていると、骨盤の歪み(ゆがみ)が起こり身体のバランスが崩れてしまうことで猫背になりやすくなります。
予防・対策
猫背は「楽な姿勢」ではありますが、身体への負担を考えると決して良い姿勢とは言えません。猫背を意識して無理に背筋を伸ばしていると今度はストレスを感じるようになってきます。
無理に矯正しようとせず自然な形で整えていくことを推奨します。普段からの「少しだけの意識」を継続していくことを心掛けましょう。
〇長時間の同じ姿勢を控える

長時間の同じ姿勢は血行不良を起こし筋肉が凝り固まることで猫背になりやすくなります。1時間に1回程度、パソコンやスマートフォンから手を離して肩を伸ばしたり、簡単なストレッチをするよう心掛けましょう。
血行不良や筋肉の硬直を防ぎ、猫背を予防する効果が期待できます。
〇運動を習慣化する

適度に運動を楽しむことで代謝が向上し、血行が促進されることで筋肉の凝り固まりを予防する効果が期待できます。上半身だけにとどまらず、身体全体を動かす運動を楽しむことを意識していきましょう。
運動をする時間がない方は就寝前のストレッチも効果的です。また体幹を鍛えることで骨盤と背骨が整って猫背予防の期待が高まります。体幹を鍛えるにはプランクが有効です。
プランクの動画
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動画「猫背の対策」
背中と肩の血行を促進して筋肉を柔軟化させるとともに、胸の筋肉をしっかり伸ばすことで猫背予防の期待が高まります。
この動画は二の腕を引き締めて肩こりにも効果があるストレッチですが、猫背や巻き肩にお悩みの方にも大変効果的な方法です。手軽で簡単にできますので是非試してみてください。
まとめ
猫背は見た目の悪さだけでなく慢性的な肩こりや首こり、体調不良のストレスから自律神経失調症になる恐れもあります。
猫背を自分自身で無理に矯正しようとすると逆にストレスを感じてしまう傾向があり、体調を崩す原因になり兼ねません。
日頃からデスクワークやスマートフォンの「長時間同じ姿勢を控える」「血行を促進する」ことを意識して未然に予防していくことを心掛けましょう。
当院では猫背や巻き肩の不良姿勢や姿勢が原因で起こる肩こりや首こりでお悩みの方を全力でサポートしております。姿勢や体調不良でお困りの方は当院までお気軽にご相談ください。
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