【無意識に行なっている仕草が原因!?】「肩こり」になりやすい何気ない仕草・生活スタイルとは?

パソコンやスマートフォンの普及により、お悩みの方が急増している「肩こり」
特に30代から40代の子育てをしながら働く女性が悩まされている傾向があり、テレワークが普及してからは更に肩こりでお困りの方が急増しています。
テレワークやデスクワークによる長時間の同じ姿勢は肩こりの原因の一つと言えますが、これだけではありません。
普段から無意識に行なっている癖や何気ない仕草、当たり前のように行なっている生活スタイルが肩こりの原因となっている場合もあるのです。
原因
●頬杖を付く

頬杖は心身をリラックスさせる為に身体が無意識に行なっていることが多く、癖になっている方も非常に多い仕草です。しかし頬杖を付くと首と肩に負担が掛かり、血行不良を起こして肩こりの原因となります。
●食いしばり・噛みしめ・歯ぎしり

食いしばりもストレスを発散する為に無意識に行う行動の一つです。過度なストレス、慢性的なストレスを感じている方に多く見られます。寝ている時は「歯ぎしり」となってあらわれる傾向があります。
食いしばり・歯ぎしりはクレンチング症候群と呼ばれており、肩まわりにも負担が掛かることで肩こりの原因となります。
●ストレス

子育てや仕事、人間関係などから感じるストレスは自律神経のバランスが乱れる原因となります。自律神経のバランスが乱れると血行をコントロールする働きが低下して血行不良を起こしてしまいます。
血行不良によって肩や肩甲骨まわりの筋肉の柔軟性が失われることで肩こりになる場合があります。
●入浴はシャワーが多い

入浴は手軽に血行を促進できる期待が高まります。しっかり身体を温めることで血行が促進されますので、シャワーで済まさず湯船に浸かって身体を温めることを心掛けましょう。
●肩にバッグを掛ける

肩にバッグを掛ける際は「しっくりくる肩」「掛けやすい肩」に偏りがちです。いつも同じ肩でバッグを掛けている行動も肩こりの原因となります。
その他「肘を付いて運転をする」「電車内でのスマートフォン操作」などの何気ない仕草や行動も肩に大きな負担が掛かり、肩こりになる場合があります。
仕草を意識し過ぎると

日頃から無意識に行なっている「何気ない仕草」や「長年続けてきた生活スタイル」を短期間で無理に変えようとすると、その煩わしさや窮屈な感覚からストレスを感じてしまうことになります。そのストレスが仇となって肩こりを強く感じてしまう場合もあるのです。
癖や何気ない仕草は「無意識に行なっているリラックス方法」です。癖があらわれた際は「心身にストレスを感じているサインだからリフレッシュをしよう」とポジティブに考えて、休息をとることを心掛けましょう。
肩こりの予防と対策
肩こりは背中の筋肉(僧帽筋)の張りが関係している場合があります。

僧帽筋とは背中と首、肩甲骨まわりにある比較的大きな筋肉です。大きな筋肉である為、血行不良を起こしてしまうと肩や首に大きな影響があらわれてしまいます。
肩こりを和らげるには背中を温めて血行を促進し、僧帽筋を柔軟にすることが効果的です。手軽な方法は「入浴」です。

湯船に浸かって入浴をすることでしっかりと背中が温まり、血行促進の効果が期待できます。湯船に浸かることはリラックス効果も高まりますので、質の高い睡眠や自律神経の乱れが整う期待も高まります。
質の高い睡眠によって疲労物質の排出も促されます。忙しい時ほど湯船に浸かる入浴で背中を温めることを心掛けましょう。
また、暑い時期は冷たい飲み物や冷たくてさっぱりした食事を摂取しがちですが、身体が冷えてしまうことで血行不良を招き肩こりが強くあらわれる場合もあります。冷たいものの過剰摂取は控えて、根菜や常温の水分摂取で身体の冷えを予防していきましょう。
日頃から規則正しい生活リズムを意識することも大切です。「休日も早寝早起き」「仕事と休日の生活リズムに極力ギャップを作らない」などを心掛けて体内時計のリズムが崩れないよう過ごしていきましょう。
太陽の光を浴びたり深呼吸をすることも自立神経の乱れを予防する効果が期待できます。休日の日は体力を温存する為、家でゆっくり過ごしがちですがカーテンを開けて部屋を明るくしたり、気持ちが落ち着かない時はゆっくり深呼吸をして心身をリラックスさせることを心掛けましょう。
まとめ
パソコン・スマートフォンの普及やテレワークによって肩こりに悩まされている方が急増していますが、何気ない仕草や当たり前の生活スタイルも大きな原因となっている場合があります。
しかし、今まで続けてきた癖を変えることは非常に困難で無理に変えようとするとストレスを感じることになり、そのストレスから更に肩こりが悪化する場合がありますので無理に矯正することはお勧めできません。
肩こりは僧帽筋と呼ばれる背中の大きな筋肉を温めることが効果的です。入浴の際に湯船に浸かって背中を温めることが手軽な方法ですので、肩こりにお悩みの方は湯船に浸かることを心掛けてください。
肩こりの自覚がなくても安心してはいけません。肩こりなのに症状が感じない隠れ肩こり(サイレント肩こり)の場合もあります。
隠れ肩こりは気付いた時には肩こりが重症化していることもありますので、過信せず注意して過ごしていきましょう。
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