【首こり・肩こり・眼精疲労】2021年7月下旬~8月上旬はこの症状に気を付けよ!

VDT症候群

2021年7月下旬から8月上旬に気を付けたい症状

2021東京オリンピックが開幕して、テレビや動画に釘付けになっている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。例え見逃してもスマートフォンやパソコンからハイライト動画を何度も視聴している方も少なくないはずです。


国民一丸となって応援する4年に一度のオリンピック。

夢中になって「テレビを凝視」したり、熱心に応援してしまうことで「身体に力が入り興奮冷めやらぬ状態が続く」ことで心身に不調があらわれるケースがあります。

熱中してしまうことは無理もありませんが、それ相応の心身のケアやメンテナンスが必要です。

長時間のテレビや動画の視聴を余儀なくされる時に気を付けるべき症状と対処法をご紹介します。

気を付けるべき症状

●首こり

長時間の動画の視聴で首こりに悩む女性

長時間の同じ姿勢による動画やテレビの視聴は首に大きな負担が掛かります。特にモニターやディスプレイと顔の距離が近いスマートフォンやパソコンでの視聴は注意が必要です。

●肩こり

テレビの視聴で肩こりを患う女性

中継に夢中になると前のめりになって視聴をしがちです。無意識のうちに肩や背中に力が入り、肩こりに悩まされる場合があります。

●眼精疲労

スマートフォンの凝視で眼精疲労に悩む女性

テレビや動画の長時間の視聴によって眼精疲労に悩まされる場合があります。

●不眠症

不眠症でなかなか寝付けない女性

テレビや動画の長時間の視聴によって脳が覚醒してしまい「布団に入っても寝付けない」「眠りが浅い」といった不眠症の症状があらわれる場合があります。

●腰痛

腰痛を患う女性

長時間の同じ姿勢によって血行不良を起こし、腰痛になるケースがあります。

テレビやパソコン・スマートフォンの凝視によって上記のような症状に悩まされることが懸念されますが、症状のストレスから自律神経のバランスが乱れてしまい自律神経失調症になる場合もあります。

パソコンやスマートフォン・テレビの長時間の視聴によって起こる体調不良はVDT症候群と呼ばれ、近年お悩みの方が急増している症状です。

デスクワークやスマートフォンの使用によって肩こりや腰痛、精神面の症状や姿勢に影響があらわれますが、テレビの凝視や視聴の際の長時間の同じ姿勢によっても心身に不調があらわれます。

7月下旬から8月上旬のオリンピック開催期間は心や身体にも気を遣って楽しまなくてはなりません。

VDT症候群とは

スマートフォンを凝視する女性

VDT症候群とはデスクワークによる作業・スマートフォンの使用(VDT作業)やテレビの長時間視聴によって身体や眼、精神的な症状があらわれます。また猫背や巻き肩といった不良姿勢を招く恐れもあります。

VDT症候群になると主に以下のような症状があらわれます。

肩こり・首こり・腰痛

手指の痺れ・背中の張り

●倦怠感・疲労感・不眠症

●眼精疲労・ドライアイ

●食欲低下・イライラ

自律神経失調症適応障害

猫背巻き肩

テレワークや仕事でもスマートフォンを使用することが当たり前となり、10代から30代のデジタル世代を中心にお悩みの方が急増している症状です。

スマートフォンの使用年齢も年々下がっており、10歳未満のお子様も気を付けなければなりません。

予防と対策

長時間のテレビやパソコン・スマートフォンの使用時は以下のことに気を付けて視聴を楽しみましょう。

〇眼を休ませる

デスクワークの合間に休憩をする女性

テレビやパソコン・スマートフォンを視聴している際は凝視に気を付けて眼を休ませることを心掛けましょう。1時間に1回、10分を目安にモニターやディスプレイから眼を離して労わることを意識してください。

画面を長時間見続けていると瞬き(まばたき)が減少してドライアイや眼精疲労の原因となります。眼を閉じて蒸しタオルやアイマスクで目蓋を温めると効果的です。充血している場合は冷やすことを心掛けましょう。

〇こまめに身体を動かす

仕事の合間に軽く伸びをする女性

長時間の同じ姿勢でテレビや動画を視聴していると血行不良を起こして肩こりや首こり、腰痛の原因となります。血行不良を未然に防ぐにはこまめに身体を動かすことが有効です。こちらも1時間毎に1回を目安に腕を伸ばしたり簡単なストレッチをすることを心掛けましょう。

〇睡眠前は視聴を控える

熟睡する女性

布団に入る直前までテレビを視聴していたり、布団に入ってスマートフォンを操作していると睡眠の質を低下させて睡眠障害やデジタル時差症候群を引き起こす場合があります。

布団に入る2時間前にはテレビやスマートフォンの視聴を控えることを心掛けましょう。

まとめ

テレビの視聴を楽しむ夫婦

オリンピックをはじめ、特別番組の放送はどうしてもテレビや動画に夢中になってしまいます。

長時間同じ姿勢でテレビや動画を凝視して視聴していると眼や身体、心に不調をきたすVDT症候群の症状に悩まされる場合がありますので「適度な休憩」と「こまめに身体を動かすこと」を心掛けて眼と身体を労わりましょう。

睡眠直前までテレビや動画を視聴していると睡眠の質が落ちてしまい、自律神経の乱れや仕事のパフォーマンスの低下・日常生活に支障をきたす場合もあります。睡眠2時間前にはテレビや動画の視聴を控えて、規則正しい生活リズムで過ごすことを心掛けましょう。

パソコンやスマートフォンの操作はVDT作業と呼ばれ、テレワークの普及などからVDT症候群が今後も急増することが懸念されます。厚生労働省はパソコンやタブレット、スマートフォンを使用して仕事をしている方に向けてVDT作業における労働衛生管理のためのガイドラインを公表しているほどです。

何気ない生活スタイルを一度見直してVDT症候群による症状を未然に予防していきましょう。



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