【VDT症候群】パソコン・スマートフォンがもたらす影響

「VDT症候群」をご存じでしょうか。
ここ数年間で10代から30代の若年層にお悩みの方が急上昇しているVDT症候群についてお伝えします。
VDT症候群って何?

VDT症候群とは「ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル症候群」の略でパソコン・スマートフォンなどのデジタル機器を長時間使用することで起こる症状です。別名「テクノストレス眼症」「IT眼症」とも呼ばれています。
パソコン・スマートフォンは仕事や日常生活で欠かせなくなった便利なツールですが、画面の凝視や長時間の同じ姿勢によって心身に様々な症状があらわれます。
最近では健康診断でVDT症候群の検査をする企業や団体も増えてきているほど深刻な症状として注目されています。
VDT症候群の主な症状

●目の疲れ(眼精疲労)
●ドライアイ
●頭痛
●肩こり
●首こり・首痛
●背中の張り・痛み・痺れ
●腕・手指の痺れ
●不眠症
●疲労感・倦怠感
●自律神経の乱れ
●精神的不安定(イライラ・うつ)
またパソコンやスマートフォンを使用する際の長時間の姿勢によって巻き肩・猫背・ストレートネックと言った不良姿勢に悩まされる方も少なくありません。
これまでに眼精疲労や頭痛、腰痛でお悩みの方からご相談をたくさん受けてきましたが、ご来院者様のお話を伺うと「仕事はデスクワーク」「寝る前に布団に入ってスマホ操作」という方が非常に多い傾向があります。
パソコンやスマートフォン、タブレットを長時間使用している方で上記の症状が1つでも該当する方は注意が必用です。
原因
VDT症候群の原因はパソコン・スマートフォンの長時間の使用です。「ブルーライト」「長時間の同じ姿勢」「自律神経の乱れ」によって心身に症状があらわれます。
●ブルーライト

パソコンのモニター、スマートフォンのディスプレイから発光しているブルーライトの光が視神経を乱れを引き起こしたり、目のまわりの血行が悪くなることで眼精疲労や目の充血、ドライアイと言った目の症状があらわれます。
眼精疲労から頭痛を併発したり、視力が低下してしまう可能性もあります。
●長時間の同じ姿勢

長時間の同じ姿勢によって血行不良を起こし、肩こりや首こり・背中の張りなどを感じる場合があります。
筋肉が凝り固まり柔軟性も失われることで巻き肩や猫背、ストレートネック(スマホネック)といった不良姿勢の原因にもなります。
●自律神経の乱れ

パソコンやスマートフォンを長時間凝視すると、脳疲労を起こして自律神経のバランスが乱れてしまいます。結果、不眠症になったりイライラや気持ちが沈んだりと情緒不安定な状態になってしまいます。
予防と対策
「ブルーライト対策」「血行促進」「自律神経のバランスを整える」ことを意識していくことが大切です。
〇ブルーライト対策

パソコンやスマートフォンの画面を長時間凝視することを控えましょう。1時間に1回、できれば30分に1回ペースで眼を休ませることを心掛けましょう。過度な疲れ眼を感じたら蒸しタオルやアイマスクで目を温めることもお勧めです。充血している場合は冷やしましょう。
ブルーライト対策の眼鏡を使用したり、端末画面の明るさ(輝度)を下げてブルーライトの発光を抑えることも効果的です。
〇血行促進

長時間の姿勢が血行不良を招き、肩こりや首こりの原因となります。デスクワークの合間に伸びをしたり、簡単なストレッチを行うことで血行を促進する期待が高まります。
〇自律神経を整える

パソコンやスマートフォンの長時間使用によって乱れてしまった自律神経のバランスを整えるにはリラックスをすることが大切です。
深呼吸やゆっくりお風呂に浸かることでリラックス効果が期待できます。
寝る前のスマートフォンやパソコンの操作は脳が覚醒して不眠症の原因となります。睡眠2時間前には操作を控えて質の高い睡眠がとれるよう心掛けましょう。
まとめ
パソコンやスマートフォンの長時間使用によって起こる心身の不調「VDT症候群」
テレワークやスマートフォンの普及によって今後もお悩みの方が増加することが懸念されます。日頃からパソコン・スマートフォンの凝視や長時間の同じ姿勢に注意して未然に予防していくことを心掛けていきましょう。
当院ではVDT症候群の施術を強化しており、症状でお悩みの方を全力でサポートしております。デスクワークやスマートフォンからくる心身の不調でお困りの方は当院までお気軽にご相談ください。
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